2015年5月25日月曜日
グラグラ、ぐらぐらぐらぐら、ピタっ、シーン・・・
今日の昼間、関東で地震があったね。僕は病院にいたんだけど震度4?たぶんそれくらい揺れていたと思う。待合室にいた看護婦の人とか患者の人が「お、地震??」なんて顔を合わせているうちにグラグラ揺れ始めて、震度4、揺れたんだけど、僕は揺れている間も揺れ終わってからもずっと、「まあ僕、震度6強を体験してるからなあ」という気持ちだったんだよね。
これはね、本当に良くない。これは本当に良くない。いつか死ぬ。
事実ボクは震度4くらいでは動じないし、いつもならこの震度の地震があったくらいでわざわざ文章にはしないと思うんだけど、重要なのは今回、僕が地震の最中、「動じていなかった」ということなんだよね。これは僕が地震に対して「慣れた」とか「免疫がある」とかそういう格好良いことじゃなくて、ただひたすらに「危機感も注意力も無くなった」ということなんだよ、地震は動じないとダメなんだよ〜〜
だからこれはね〜〜本当に良くない。本当に死んでしまう。地震の際に冷静であることと、危機感を持たないということは全く別のことだから〜〜
冷静に考えれば病院の待合室にだって危険はいっぱいで、僕の目の前に置いてあった観葉植物が倒れて僕の頭に刺さるかもしれないし、頭上にあった大きな時計が落ちて僕の頭に刺さるかもしれない、地震の揺れに耐えきれなくなった看護婦さんがヨロヨロやってきて振り下ろしたピッケルが僕の頭に刺さるかもしれないし、
腐敗した死体が歩き回っていて新鮮な死体を食べているかもしれない、僕はそのアルケミラホスピタルを無防備で抜け出さないといけないかもしれない、噛まれたら負け、このように震度4でも色々な危険があるんだから、常に注意を払っているべきなんだ。「震度6強に比べたらこんなの・・」とぬかすなら尚更、尚更注意していないとダメなんだ
この地震でケガをしたり物が壊れた人もいるんだろうから、うかつに「良かったです」とも言えないけど、僕は僕自身の妙な過信に気付けたから良かった。僕が生きているのもたまたまなんだから、僕がマッチョでがれきを押しのけた訳でもなんでもない、僕がいるところにたまたま何も落ちてこなかっただけなんだから、勘違いするな!俺!!ちゃんとしろ!!!