先日の夜中「チョコレイトディスコナイト」というイベントに行った。このイベントはエレキコミックの人が催しているDJとバンドとお笑いのあるイベントで、僕はその日の23時にもう家で寝ていたのだけど友人から届いた「今から新宿向かう」というメールで自分が誘っていたことを思い出し、眠い目をこすってライブハウスまで行った。
昨年も似たようなイベントに行ったのだけど、そのとき僕は酒をガブガブ飲んで女の人に声をかけまくりそして、片っ端に気持ち悪がられるという香ばしい体験をしているので今回は「酒を飲まない」「人に話しかけない」というルールを設けてイベントに行った。
当然だが超つまらなかった。当たり前だ、音楽に重きを置いたオールナイトのイベントで「酒を飲まない」なんて選択は有り得ない、「人に話しかけない」というルールに関しては一緒に行った友人ともほぼ会話をしていないほどの徹底ぶりだった、
今思えばなぜ僕はあの場で1人、謹慎をしていたのだろう。酒を飲んで酔っぱらったり、女の子をナンパしたり、軽く踊ってみたり、あの場所には色々な人がいたけど「謹慎」をしていたのは僕だけだった、本当に何をしに行ったんだろう。
でもバンドの演奏は飲酒の有無に関わらないのですごい良かった。本当に最高だった。時間的に「水中、それは苦しい」というバンドしか見ていないのだけど、最高だった。それが唯一の救いだった、彼らの音楽が謹慎中の僕を救ってくれた、どんなときでも音楽は僕たちの味方だ、