2023年9月4日月曜日

テキサスチェーンソーを3日やった感想

「テキサスチェーンソー」ってゲームを買った。

映画「悪魔のいけにえ」をモデルにしたゲームで「人を食うために追いかけるチーム」が3人、「逃げるチーム」が4人の対人ゲーム。しばらくやったけどかなり面白い。基本的に追うチームばっかりやってる。

似たようなゲームで「Dead by Daylight(発電機修理するやつ)」があって、どうしてもそことの違いを見ながら遊んでたけど、テキサスチェーンソーはテキサスチェーンソーで面白いポイントを確立していて、とても良かった。

まず逃げる側は「別に全員で協力しなくても脱出できる」と言う点が良い。だいたい誰かがボコられてる間に走ってドア開けてれば脱出できる。脱出経路は4つあるので追いかける側がよほどの連携を取らない限り、混乱に乗じて手薄なところから出られる。

そして物陰に隠れてた人も誰かが脱出経路を確保したらそこに走っていくだけで脱出できる。DbDのように一緒に発電したり救助したりすることはないけど、個人個人の動きが結果的に "協力" に繋がるような感じだった。

追う側はなんと言っても3人いるのがいい、DbDのキラーのように孤独な闘いを強いられることもなく、責任も精神的負担も分散されていてとてもやり易い。特に3人で1人をトテトテ追いかけ回している時間がマジで馬鹿っぽくて好き。

ただ不安な点もあって、今はまだ被害者チームがマップも脱出経路も把握していない場合が多いので、なんとかこっちも追いかけることが出来るけど、今後プレイヤーのゲーム理解度が上がった時、追いかけるさんチーム(野良)にやれることはあるんだろうかと感じてる。

と言うのも現時点で、脱出経路を把握している人間にテキパキ動かれるとかなりしんどい上、1対1の追いかけっこに関してプレイヤーの練度が介在できない状況が多すぎると思った。

もう上手いとか下手とか関係なくそこに逃げられたら無理です。って状況。体のデカいキャラは細い道を通れないし、体の細いキャラはデカい箱みたいなやつが通れない。被害者チームは「ゲームの設計上2人いないと解決しないこと」なんか無いのに、追いかけるチームにだけそれが起きててすごいイヤ。

解決するには味方を呼ぶしかないんだけど、野良でやってるからボイスチャット切ってるし、問題が発生してから味方を呼んで来てもらったとしても、この局面にリソース割きすぎてて盤面が詰むし、すごいハゲそうになる。

外国人が多いゲームなので基本的に英語だし、どうせ外人のボイスチャットなんかテレビの音とか料理している音とか、犬の鳴き声とか鼻息をノイズまみれで垂れ流してくるやつしかいないので、基本的に切ってる。

VCがゲームの標準機能として搭載されているので「両陣営ともに本当に勝ちたいならVCで連携を取ってね」と、ゲーム側から言われているようにも感じる。僕のような「黙って個人でやれ」という無骨なプレイヤーは、いつの時代も割を食うしかないのだ。

とは言え現時点ではまだまだプレイヤーのゲーム理解度が低く、パーティゲームとしてアピャアピャ遊べるのでオススメ。というか今しかアピャれないと思う。原作の映画もちゃんと見たことがないので、見てみたいなと思った。