最近、どうぶつの森と並行して「Ancestors:The Humankind Odyssey(アンセスターズ:人類の旅)」っていう猿人を進化させるゲームをしていて、すごい面白んだけど、これが史実に基づいたゲームなので史実を調べながら攻略している。

PS Storeで安くなってたので買ったのだけど、これが説明不足の目立つ不親切なゲームで、最初は「なんだこれ?」と思いながらやってたんだけど、やっていくうちにそれがコンセプトであることを理解していって、そうなってからはめちゃくちゃ面白かった。
例えば、ゲームを始めると大した説明もなくジャングルに突っ立ってて、とりあえず木の実を食べてみると、どうやら苦しそうにしていて、近くに川があったのでズズズと水を飲んでみたら治って、
木から枝が取れたので取ってみて、石も落ちてたのでそれも拾って、じーっと見て「削れたり・・・?」と思って削ってみたら削れて「ウキー!!!!!削れた!!!」ってなって
要は「お前は猿や!自分で考えろ!」というコンセプトのゲームなんだと思うんだけど、この説明不足感も相まってゲームの中の猿も、プレイヤーである猿も、両方が進化している感覚があってかなり良かった。
そういうコンセプトなので攻略サイトの情報は一切見ないでやろうと思って、遊んでたんだけど、序盤でどうしても「マカイロドゥス」っていう動物に一族が食われてしまうので、こいつが何なのか、攻略サイトの代わりに実際の史実を調べ始めた。
マカイロドゥスはサーベルタイガーの一種で、発達した前足と肩を持ち、そのパワーで獲物を押さえつけ大きな牙を刺し失血死させることで狩りをしていた。とされる大型の哺乳類。
顎がめちゃくちゃ開くけど顎自体の力はそれほど強くなく、足もそれほど速くなかったとされるので、わいは全力で走って石で牙ぶん殴ったらええんや!とひらめいたり(実際にそんな操作はない)
それから、そもそもこの時代はいつなのか、猿人はどんなものを食べて、どういう進化をしたのか、この周りの動物たちはどういう動物で、どういう進化をして、消えていったのか、自分なりに調べて攻略に当てている。

恐竜がいた時代は何となくイメージが湧くけど、恐竜が滅んだ後の動物の進化を、僕はあまり知らないので、このあたりのことを調べて「へー」ってなるのが割と楽しくて、ゲームして楽しくて、調べて楽しくて、その知識を夜ゲーム配信しながらインターネットでひけらかすのも楽しくて、一粒で三度美味しい。
素晴らしいゲームだね、おすすめ。
■追伸
序盤は外敵にたくさん食べられたけど、道具を作るようになってからかなり戦えるようになって、慣れてくると逆に大型動物を「狩る」感覚さえあるので、道具ってすごいなーと思った。もしやる人がいたら序盤をしのげば段々楽しくなっていくと、思う。
あと、まだクリアしてないのでどこまで進化できるのか知らないけど、最初「サヘラントロプス」っていう初期猿人から始まって、今「オロリン・トゥゲネンシス」って呼ばれる何かまで進化した。細かい分類でいうとまだ「猿人」ではないっぽいので、とりあえず猿人まで進化したい。
猿人まで進化してNitendo Switchを買い占めたい!
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Ancestors:The Humankind Odyssey
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